エリオット波動 第2弾

第1波の特徴

第1波はトレンドの開始です。
これを事前に見つけることは難しいです。
後々、ここが第1波だったと気づけるようにしましょう!

1波で確認するべきことは『値幅の大きさ』です。
2波の転換ポイントや3波の伸び方は1波を基準にします。

また1波の形成の流れを確認することで、発生しているトレンドの
信頼性の高さを確認することができます。

画像の1波は上昇トレンドの1波です。
陽線、陰線のバランスを考えると陰線が少ないです。
そのため3波は上にブレる可能性が高く、
高値の利確予測が難しくなると考えることができます。

第2波の特徴

2波は1波のトレンドとは逆の動きをします。
2波には絶対条件があるので押さえましょう。

1波より大きくならない

トレンドが崩れないための条件なので当然ですね。
次に2波の転換が起こりやすい数値を紹介します。
フィボナッチリトレースメンとを利用します。

38.2または68.1

これは『黄金比率』から導き出されています。
必ずしもどちらかで反発するわけではないですが、
可能性の高い反転ポイントがこの2つになります。

画像の相場で68.1で転換した要素としては
1波の形成で陽線が多く上昇が強いトレンドだったため。
これにより2波のポイントも上に引っ張られたと考えましょう。

第3波の特徴

3波は2波の転換から1波のトレンドに沿う様に動きます。
3波の条件を紹介します。

3波が最も長くなる
1波高値(安値)を超えていく

この2点が条件となります。

3波の幅の予測方法は161.8です。
ここも黄金比率から導き出しています。

上の画像では2波同様に1波の上昇の強さに引っ張られ
高値も161.8を超えて上昇しています。
基本的には161.8まで伸びると考えましょう。

第4波の特徴

4波は2波同様にトレンドに逆らうように動きます。
4波は動き方が不規則になりやすく、
転換ポイントまでの幅や時間を予測するのが難しいです。
4波の絶対条件を確認します。

4波は1波より長くなってはいけない

あくまでトレンドは1波の方向です。
1波よりも長いとトレンドが逆になってしまうからです。

4波の捉え方を簡単に言い表すと

『待機時間』

  • 2波が素直に下降すると4波は揉み合う
  • 2波が揉み合うと4波は素直に下降する

このような規則性はありますが、
4波でも上手にトレードをしようとすると振り回されてしまいます。

上の画像の様に2波と4波の時間が明らかに異なります。
今回の場合は2波は素直に下降し、4波は上下を繰り返して
緩やかに下降していった例です。

第5波の特徴

5波は3波の次に狙い目のタイミングです。
ただ、3波よりもかなりトレードが難しいと考えましょう。
5波の絶対条件を確認します。

3波の高値(安値)を超えていく

5波のトレードが難しい理由は

『トレンドの終了地点』

つまり

『大衆が利確ポイントを探し始めているポイント』

3波の時点では5波で結局上昇するので
そのまま保有する人も多いですが、
5波はトレンド終了のタイミングのため多くの人が利確します。

更にトレンドが終了=逆張りを狙う人が一定数いる

つまり、トレードや決済が重なるタイミング
そのため不規則性が3波よりも高くリスクも多少なり高くなります。

上の画像は5波の長さです。
5波は1波と同じぐらいの長さになります。
ただ、先ほど説明した様に不規則性が高くなるため
おおよその目安に考える様にしましょう。

お問い合わせ

公式LINE

問い合わせフォーム

    PAGE TOP
    タイトルとURLをコピーしました